闘病日誌その39☆強い躁状態＆興奮状態だった私が Nさんの言葉で…☆凍っていた私の心が温かい日の光で少しずつ溶けて行く

管理人のなっつです。
ではでは「闘病日誌その39」行ってみましょう！

前回・前々回の記事はこちら↓です。

闘病日誌その37☆ついに感情が大爆発…！！診察室の前でキレまくってしまった私☆過去のこと…そしてこれからのこと

闘病日誌その38☆止まらない躁状態と興奮状態！挙句の果てタクシーで強引に退院しようとする！！


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診察室から出た私と母とNさんの会話が続きます…。私の強烈な躁状態も興奮状態も続いています。
こんなに喚き散らしていたら、看護師たちがやって来て、鎮静剤を打たれて、閉鎖病棟行きだぞ…。
Nさんがこう切り出した。


「なっつさん、2日後くらいなら、もしかして退院出来るかもしれないわ」

「ほんと？Nさん。なっつ、そのくらいなら頑張れるよね？」

「2日後に退院って、本当に出来るんかよ？！もうこの病院は信頼なんか出来ないんだよ！どうせ腎臓がやられて死ぬんだ！ちょっとでも早く退院したいんだよ！今日退院したい！」

「なっつ、今日は無理って言ってるでしょ！」

「うっせーな。早くタクシー代、欲しいんだけど」


…全く、この時の自分を見ていると、単なる駄々っ子だな…ｗ；読者の皆様、すみません；；でもそれだけ真剣に困っていたんです。CTを受けさせられたら、もう二度と外に出られないし、家に帰って文鳥さんのこころさんとどれみさんにも死ぬまで会えないと。







ふと、Nさんは優しく手を握ってくれた。そしてこう語りかけてくれたのだ。。


「なっつさん、今までお父様の暴力にも耐えてきて、登校拒否になったりしても…腎臓の結石がたくさん出来て痛みに耐えて来たり…。なっつさん、充分頑張って来たじゃないの…！なっつさん、弱くない。とっても強い人だわ」


Nさんのこの言葉に、我を忘れていた私は少しずつ自分を取り戻してきた。今まで家族にも友人にもかけてもらえなかった言葉。。そんな言葉をNさんが…。

自分が人生で最もかけて欲しかった言葉。この言葉をもっと早く、誰かにかけてもらっていたら…。
自分は自己否定が強く、鬱が来るたびに希死念慮が襲ってきていた。白状すると、私は鬱になるたびに、自殺を試みたことが何度もある。リストカットなどではない。ドアノブ首つりなどの、成功率の低い自殺方法である。


Nさんは「なっつさん…生きていて欲しい」とまで言ってくれた。。

ここまで突っ込んで自分を肯定してくれる言葉をかけてくれたのは、人生でNさんが初めてだ。長年、凍り付いて冷え切った心が、温かい日の光で少しずつ溶けて行くような…。

もはや何も迷うまい。経済的に余裕もなく、腎臓もこれでもかというほどダメージを受けていて、更に小さい頃からの（または生まれつきの）精神病で、苦しんできた私を、Nさんは邪険にもせず、受け入れてくれている。
Nさんさえ良ければ、迷惑は掛かるかもしれないけど、退院後もお付き合いしようと思いました。私は40代前半。Nさんは20代前半。でも年の差なんて関係ないさ。


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★次回も3人の会話…長いですが、もう少しお付き合いくださいね。


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