闘病日誌その29☆CTスキャンを強く拒否…Nさんにうちの事情や私が思っている事などを正直に話す

皆様、こんにちは！管理人のなっつです。
「闘病日誌その29」早速行ってみましょう。


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CTスキャンを受けたくない！というのに、いきなりCTスキャン話が看護師から出てきて、一気に大ピンチに陥ってしまった私。

Nさんとあんなに仲良しだったのに、今は早く退院したい。とにかくI病院から逃げ出したい。CTを受けるのは、何よりも嫌だ。
しかし、ここで今すぐ退院すると、Nさんとは二度と会えないかもしれない。。退院を承認するかどうかは主治医のK先生次第だが…。


「なっつさん…CTで受ける放射線は、ごく僅かなのよ…」
「それは分かっているけど、放射線が…とにかく嫌なんだ…。ごめん、Nさん…」
「なっつさんと仲良くなれたのに、、、今、退院したら、なっつさんの病状が心配だわ…」
「うん、ありがとう…。私も今、Nさんと離れるのは、凄く心細いし、辛い…」
「なっつさん…あたしも…」


Nさんは不安そうな表情をしている…。
「どうしよう…」という表情。。私も…一体どうすればいいんだ…。







「Nさんには正直に話すよ…」


私は覚悟を決めて、Nさんに退院したい理由を更に話した。


CTの放射線の懸念以外にも、うちが経済的に余裕が無くて、これ以上入院していると入院費・手術費などが莫大にならないのか心配な事。

長年の腎結石などで腎臓だけでなく、体全体がボロボロなので「もういつ死んでもいい」と覚悟を決めている事（←退院後は少し改善）。

文鳥（こころさん・どれみさん）を飼っていて様子を見られないのが不安な事など。。


まだNさんに話したいことはあるけど、とりあえずこれらの事を詳しく話した。これだけ話したのは、双極性障害の躁状態のせいなのか？それともさっきから続いていた鬱状態がそうさせたのか？


「なっつさん、色んな事で本当に苦しんでいるのね…。あたしもなっつさんの苦しみを少しでもいいから取ってあげたいな…」
「うん、Nさん、ありがとうね…」


病棟の最果ての4人部屋で、そこに居るのは私とNさんだけ。Nさんはとても優しい子だ。だからこそ、私もNさんに本音で話せる。


Nさんは看護師の試験のプレッシャーからか、鬱病になっていたことがあるらしい。今は寛解したとのことだけど、実の所、鬱病は完治が難しい。私の双極性障害も一生付き合わなければいけない。


ふたりとも精神病持ち、だからNさんも私の事をよく分かってくれるのかもしれません。


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★次回は私がNさんについて考えていることを、更に思い切って書きます。



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