闘病日誌その25☆腎臓結石が結んだふたりの仲…Nさんが私の為に涙を流してくれた

皆様、こんにちは！管理人のなっつです。
「闘病日誌その25」早速行ってみましょう。


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入院7日目。午後9時半。
夜に腎臓結石（尿管結石）の激痛に襲われてしまった私。
発作中の呼吸は荒くなる。マジで息苦しい。。。思わずマスクを外してしまいました。4人部屋は広いし、密にはならないし（爆）、咳は出ないので、今はいい事にしますｗ；

呼び鈴のボタンを握りしめて、看護師さんを呼ぼうかどうしようか考えましたが（もう薬を出して貰えないはず）…激痛の中、たまらずボタンを押しました。
ああ、HCUに居たUやHみたいな看護師が来ませんように。。。

「どうしたの？なっつさん…？」

あ…Nさんだ。助かった。。でも今は喜ぶ元気がない…。ふたりで小声で話す。

「腎結石が痛くて…カロナールと点滴が効かないんだ…」
「えっ、大変…大丈夫…？痛み止めはこれ以上出ないみたいだし…。困ったなぁ…」







この痛みは相当なものだ…。強力な解熱鎮痛鎮痙剤じゃないと鎮まらないと思う。ボルタレンの座薬とか、筋肉注射とか。

「なっつさん、すごく痛い…？」
「う、うん…」

マスクを外した私の素顔を、Nさんは初めて見たはず。私が脂汗を流して顔をゆがませて痛みに耐えていると。。。
なんとNさんは目に涙を浮かべながら、私の手を握ってくれた…。そして、私の左腹部から左の背中にかけて、さすってくれたのだった。Nさん、やっぱり優しい子だな…。

「なっつさん、頑張って…」
「Nさん…痛てて……」

それから何分か経って…奇跡が起きたのか？！
腹痛が収まって来たではないか…！！

「Nさん…！腎結石の痛みが楽になって来たよ！もう大丈夫…！」
「まぁ、ほんと！？良かったわ…本当に良かった…！」
「Nさんのおかげだよ。本当にありがとう」
「ううん、なっつさんが頑張って痛みに耐えたから、、きっと…」


夜にもかかわらず…私は喜んだ。Nさんも喜んでくれた。ふたりで手を取り合った。私はNさんに感謝した。

「なっつさんに何かあったら、私…。じゃ、また何かあったら呼んでね」

Nさんは廊下へと消えて行く。またナースステーションで忙しく、仕事を頑張っているのだろう。
私は安心して眠った。
この出来事を境に、私とNさんは急速に仲良くなって行ったのだった。


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★次回に続きます。入院8日目も何かが起きる…；



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