闘病日誌その17☆地獄に仏…悪行を重ねて来た極悪看護師の中に 天使のTさんが現れた…！

皆様、こんにちは！管理人のなっつです。
静かな別れ…。では「闘病日誌その17」行ってみましょう～！


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入院6日目の深夜。
極悪看護師の虐待に抵抗し疲れて、また、飲み水も貰えなくて、高熱も手伝い、脱水症状になっている私。疲れ切って、眠ってしまったようだ。何時だったか分からなかったが、途中で目が覚めた。

…ん、あれは？よくよく見れば看護師のTさんじゃないか。ああ、良かった。いつからHCUに居たのだろう？
Tさんが通りかかった時、
「Tさん…」と呼びかけた。
「なっつさん？」
Tさんが呼びかけに気付いてくれた。
呼び鈴押しても、Tさんが来てくれるとは限らない。

今夜の唯一の味方であるTさんに、ついつい告げ口をした。
今までの意地悪な看護師、主にUやHの虐待まがいの行為（傷害罪になったらどうするんだ）。

特に股間を異常に強く拭く、ベッドを変な形に変えて寝にくくしベッドから落ちる、喉が渇いているのに全然お水を持ってきてくれない、オムツを履かせずに寝巻を着せたこと（←これは自分がそれに気が付かなくて、尿と便をしてしまった自分も半分悪いけど）、Uが深夜、勤務中にもかかわらずPCで戦闘ゲームをやっていたことなど。

他にも色々言った。正に極悪非道、悪行の数々だ。
Tさんは果たして、私の気持ちを分かってくれるのだろうか…

「そうだったの…なっつさん、知らなかったわ。私からも謝るわ。ごめんなさいね…」

おお、Tさんはやっぱり私の大の味方だ。
でもTさんは何も悪くないじゃない。
本当は極悪看護師の行為・出来事には、はらわた煮えくりかえっていて、病院を相手に訴えようと思っていた。でも、Tさんの姿を見て、気が変わったのだ。

「後で先生方に相談しておくからね。なっつさん、HCUよりも一般病棟の方がいいかもしれないわね。。トイレにも行けるようになったし、酸素チューブも取れたしね。せっかく仲良しになれたのがとっても残念だけど…」

Tさんの目にホロリと涙が…。40過ぎの平凡なおっさんの為に、涙を流してくれる人がこの世に居てくれたとは…。私もいつの間にか涙目になっていた。
Tさんは本当に美しい人だ。
姿だけでなく、心もとても綺麗なんだ…。







Tさんがウォーターサーバーのお水をペットボトルに汲んできてくれました。

「はい、なっつさん。お水よ。」
「ありがとう、ゴクゴクゴク…」

私は500ml入りのペットボトル一本を一気に飲み干した。

「そんなに喉が渇いていたの…可哀想だったね。。ごめんなさいね…。」

Tさんがまたウォーターサーバーまでお水を汲みに行ってくれて、予備のお水をくれました。私が喉が渇いても大丈夫なように…。

「ありがとう、Tさん…」
「先生方だけじゃなく、意地悪した看護師にも強く言っておくから…なっつさんは安心して眠ってね」
「うん…ありがとう、Tさん…」

その後、トイレに歩いて行く時、Tさんは付いて来てくれた。トイレも済んで、私は静かに目を瞑った。

「おやすみなさい、なっつさん…」
「おやすみ…」

まさかこれがTさんとの別れの会話になるとは……。


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★次回は入院中のターニングポイント、「引っ越し」です！



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