父親の一周忌…空白のような一年でした

皆様、こんにちは。管理人のなっつです。
去年亡くなった父親ですが、早や一年が経過しました。一周忌です。享年73でした。ここ数日、色々な事を思い出していました。楽しかったこと、辛かったこと。
父の直接的な死因は(カルテによると)B型肝炎から来た肝硬変、そして直腸がん(?)とも書いていました(「(?)」というのは、本当に医師が書いていたものです)。
今回は一年前の記事よりも、もっと掘り下げて書いて行こうと思います。聊か暗い話題になってしまいますが、お付き合いいただけたら幸いです。自分も捌け口が無いもので…。
父は子供に体操を教える会社を作りました(バブル崩壊までは上手く行っていました)。社長をやっていて、元々気が小さい為か、プレッシャーに耐えられなくなったようで、お酒におぼれて行きました。私が小3の頃からだと思います。
朝から一日中飲むのは当たり前。会社にも行かず、自宅でお酒を飲む毎日でした。
ビール500mlを一日8本くらい飲むのは当然で、完全にアル中でした。社員にもあきれ果てられて、一斉に辞職。会社は倒産しました。
余談ですが…そういえば、弟も「ひょっとして俺もアル中になっているかもしれないなー」と自分の事を言ってますし、私はメンタル薬依存ですし…(ベンゾジアゼピン系のお薬なので、切ると離脱症状が出ます)。伯父もアル中でしたし、どうも父方の家系は時々 遺伝的に、依存体質の人が生まれてくるようで。。
父の話に戻します。アルコールを飲んで何もないのなら別にいいのですが(良くはないけど)何かあったら困りものです。
父はお酒を飲むと人格が変わりました。
私が8歳頃からかな?真冬の雪が降っている時に裸で乾布摩擦をさせられたりもしました(もちろん外で)。
12歳くらいの時、DQ2を差し込んでいた超大切なファミコンが気に食わなかったようで、線をぶち抜いて庭に投げ飛ばしました。
頭に来た私は、「ギター投げるぞ!!」と父親に言ったら「おお、投げてみろ!!」という言葉が返ってきたので、私は父のギターを庭に思いっきりぶん投げました。ギターのネックが折れました。祖母から買ってもらった、大切なギターです。
父は「ふざけるな!!」と、私に暴行しました。(激しい書き方ですが)あの時、死んでいれば良かったのかな…今でも持病がたくさんある私は、時々そう思うのです。双極性障害、発達障害などがある私の事を、父はどう接すれば良いのか分からなかったのかもしれません。
他にも数えきれないほど色々な事をされましたが、やはり全てはお酒のせいだと思います。脳が完全にやられていたんでしょうね。お酒は人格を変えて家族まで破滅に追い込む危険な飲み物なのです。大量飲酒すればするほど、脳が委縮していきます。飲み過ぎは絶対に要注意です。父はアルコールで幻覚を見ていたのだと思います。飲み過ぎには本当に気をつけなければと、私も思いました。

どんなことがあっても、父は父です。急死した時は愕然としました。人生の事も深く考えるようになりました。
亡くなればみな仏と言いますが、あれは本当ですね。いつの間にか、私の命に危険が及んでいた父の行為すら、「アルコール依存症だったのだから」と気持ちが軟化しております。
父は最終的に私を憎んでいたようでした。しかし心配もしてくれていたようです。24年以上別居状態だったので、生きている間、どうしていたのか分かりません。
小さい頃は、「目の中に入れても痛くない」と私の事を可愛がっていたようです。伯母から聞きました。多分、5歳くらいの頃、寝ている時に「可愛い奴だ」と言ってくれたのを思い出します。
父が亡くなる前に…もう一度優しかった大昔の父と話したかった。そのような思いが強くなり、胸が張り裂けそうなくらいに切ない気持ちになるのです。
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